土木事業 施行状況PUBLIC WORKS

仮橋工 橋台:2.鉄筋組立

コンクリートは、圧縮力には強いが引張力に弱いので、コンクリートの引張強度を超えると、
ひび割れが発生してしまいます。鉄筋はコンクリートが受ける引張力を負担するので、
コンクリートにとって大事な存在です。
鉄筋組立で注意すべき点は、鉄筋の材質、本数、配筋ピッチ、かぶり寸法の確保です。
構造物の品質管理として、これらの注意点が守られているかチェックすることが重要です。

仮橋工 橋台:3.型枠組立

型枠は、組みあがった型枠自体が最終的に構造物の形になるため、
品質だけでなく景観にも直結してきます。型枠組立では、計画通りの位置や高さに注意し、
さらにコンクリート打設時に生コンクリートが型枠の内側から出ようとする力に
耐えるように強固に固定しなければいけません。

仮橋工 橋台:4.コンクリート打設

今回、コンクリート打設量が多かったのでポンプ車にて施工しました。
高周波バイブレーターを使用して、コンクリートを均一に締固めることで、
コンクリートを流動化させてコンクリート内に空隙が残らないように施工していきます。
打設作業の良し悪しがコンクリートの品質に関わってくるため、重要な作業です。

仮橋工 橋台:5.コンクリート養生

コンクリート打設後、養生シートやマットを用いてコンクリート面を覆い、
直射日光や外気に直接触れないようにし、気象条件やコンクリートの乾燥状況に
応じて散水を行って、コンクリート表面を湿潤状態に保ちます。
コンクリート表面が急激に乾燥するとひび割れ等の原因になるため、
コンクリートが所定の強度になるまで、養生をしっかり行います。

仮橋工 橋台:6.完成

コンクリートが所定の強度になったら、型枠を脱型します。
今回、脱型後の構造物の表面をみてひび割れ等が無かったので
ちゃんと施工できたと思います。