土木事業 施行状況PUBLIC WORKS

仮橋工 橋台:4.コンクリート打設

今回、コンクリート打設量が多かったのでポンプ車にて施工しました。
高周波バイブレーターを使用して、コンクリートを均一に締固めることで、
コンクリートを流動化させてコンクリート内に空隙が残らないように施工していきます。
打設作業の良し悪しがコンクリートの品質に関わってくるため、重要な作業です。

仮橋工 橋台:5.コンクリート養生

コンクリート打設後、養生シートやマットを用いてコンクリート面を覆い、
直射日光や外気に直接触れないようにし、気象条件やコンクリートの乾燥状況に
応じて散水を行って、コンクリート表面を湿潤状態に保ちます。
コンクリート表面が急激に乾燥するとひび割れ等の原因になるため、
コンクリートが所定の強度になるまで、養生をしっかり行います。

仮橋工 橋台:6.完成

コンクリートが所定の強度になったら、型枠を脱型します。
今回、脱型後の構造物の表面をみてひび割れ等が無かったので
ちゃんと施工できたと思います。

仮橋工:1.削孔(ダウンザホールハンマー)

 今回、70tクローラークレーンを使用して削孔や仮橋の架設作業を行いました。
仮橋ということで橋脚部をH鋼支持杭で施工するため、
H鋼支持杭を堅くて丈夫な支持地盤層の所定深度に届くように削孔します。
ダウンザホールハンマーは、エアーコンプレッサーから供給された圧縮空気によりハンマーを駆動させ、
先端のハンマービットが地面を打撃して掘削するので、岩盤や転石層などの硬質地盤を迅速に削孔できます。

仮橋工:2.H鋼支持杭 建込

削孔した穴にH鋼支持杭を建込ます。
バイブロハンマーでH鋼支持杭を掴んで、振動力を杭に加えていき、
打設杭の周辺摩擦力や先端抵抗力を低減させながら所定深度まで貫入させていきます。
建込完了後、H鋼支持杭と削孔した穴の隙間を
モルタル(セメント・砂・水を混ぜたもの)で充填します。