土木事業 施行状況PUBLIC WORKS

補強土壁工(テールアルメ):6.笠コンクリート

基本的にパネルの高さは、標準タイプとハーフタイプの二種類しかないので
天端の高さ調整として笠コンクリートが必要になります。
テールアルメの最上パネルには、笠コンクリートの鉄筋組立用にアンカー筋が背面に出ているので、
そのアンカー筋に鉄筋を固定して組立をします。
型枠組立してコンクリート打設を行い、所定の強度がでるまで養生します。

補強土壁工(テールアルメ):7.完成

笠コンクリートの天端高まで盛土すれば、テールアルメの完成です。

仮橋工 橋台:1.均しコンクリート

橋台の鉄筋組立や型枠組立を行う際に、土の上だと凸凹で施工が困難であり、
また、構造物の位置や高さの目安が分からないため、均しコンクリートを施工しました。
均しコンクリートの上に墨ツボで構造物の位置を印をしたり、高さを明記することで
計画通りに鉄筋・型枠組立をすることができます。

仮橋工 橋台:2.鉄筋組立

コンクリートは、圧縮力には強いが引張力に弱いので、コンクリートの引張強度を超えると、
ひび割れが発生してしまいます。鉄筋はコンクリートが受ける引張力を負担するので、
コンクリートにとって大事な存在です。
鉄筋組立で注意すべき点は、鉄筋の材質、本数、配筋ピッチ、かぶり寸法の確保です。
構造物の品質管理として、これらの注意点が守られているかチェックすることが重要です。

仮橋工 橋台:3.型枠組立

型枠は、組みあがった型枠自体が最終的に構造物の形になるため、
品質だけでなく景観にも直結してきます。型枠組立では、計画通りの位置や高さに注意し、
さらにコンクリート打設時に生コンクリートが型枠の内側から出ようとする力に
耐えるように強固に固定しなければいけません。